オフィスでのコミュニケーションの可視化ツール
を開発へ
2017.05.29
三井デザインテックは、日立ソリューションズとともにIoT対応の最先端センサーを活用した
コミュニケーションの測定ツール「インテリジェントサーベイ」の開発を開始する。
同ツールは、温度、赤外線などを感知するセンサーで、オフィスにおけるワーカーの動きを常
時感知し、オフィスのどこで誰と誰が、どの程度コミュニケーションを行っているかを定量的
に把握し可視化するものだ。何千ものセンサーをクラウド上で管理することにより、リアルタ
イムでデータを確認できる。これによって、各部署のコミュニケーションの量や場所の分析が
可能となり、組織運営への活用、スペースや運用面の改善などに役立てられる。さらに、ワー
カーの行動(運動量)や、業務時間内の会議時間および集中する時間の割合などのデータ化もで
きるという。同社は従来のオフィスデザインコンサルティングに加え、同ツールによって、よ
り効率的なオフィスレイアウトの検証などを行い、継続的なFMサービスに結びつける方針だ。