2017.06.23

大和ハウスグループの大和リビングマネジメントと東京電力パワーグリッドは、賃貸住宅内で
IoTを用いたエネルギーマネジメントシステム構築に関する共同実証試験を8月から開始する。
同実証試験は、住戸ごとに電気の使用状況や家電製品別の利用情報を抽出できる専用の電力セ
ンサー、住戸内の温度などを測定する環境センサー付マルチリモコンを設置。東京電力パワー
グリッドは専用の電力センサーのデータから電気の使用量を予測するIoTプラットフォームを
開発し、大和リビングマネジメントは家電製品を自動で運用・制御する機能を開発する。両社
はこれらを連携させることにより、各プラットフォームの有効性を検証し、同システムの賃貸
住宅への本格導入を検討する。今後両社は同システムと音声認識端末を連携させ、音声による
家電製品のコントロールなどの実現に向け、電気の使用状況などから得られた情報に基づき、
生活リズムを生かした家電製品の自動運用・制御についての実験や検討も行う予定だ。

　　Ⓒ大和リビングマネジメント

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