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団体トレンド

2017年度日本建築学会大会(中国)を
8月31日~9月3日に開催<日本建築学会>

2017.08.01

一般社団法人日本建築学会は、「2017年度日本建築学会大会(中国)」を8月31日(木)~9月
3日(日)に開催する。
年に1度開催され、今年で118回目となる同大会は、約1万名もの会員が一堂に会して日頃の
研究成果を発表し、さまざまな討議を通じて互いが研鑽し合う、同学会が主催する最も重要
な行事の1つ。同大会の開催と併せて、人々の豊かな生活環境を創出するための、建築やま
ちづくりに関わる講演、歴史や文化の発信、災害復興や環境保全に資するさまざまな情報提
供など、広く社会一般に向けた催しも開催する。
同大会のメインテーマは「育てる」で、プログラムは、記念特別講演、記念シンポジウムの
ほか、研究協議会、パネルディスカッション、表彰式・作品展、広島県内の多彩な建築を訪
ねる見学会などで構成されている。
記念特別講演では陣内秀信氏(建築史家法政大学教授)とヴォ・チョン・ギア氏(VO
TRONGNGHIA代表・広島工業大学客員教授)が「瀬戸内海と地中海―2つの内海の建築と街
をめぐって―」をテーマに講演する。記念シンポジウムでは、野老朝雄氏(アーティスト)、
千葉学氏(建築家・東京大学教授)らの5名のパネリストにより、「若者そして未来を育てる」
をテーマにディスカッションが実施される。
また、見学会では、「重要文化財世界平和記念聖堂の保存修理工事」と「構造デザイン探訪
ツアー」の2つの見学会が企画されている。
会場は、広島工業大学「三宅の森 Nexus21」。当日参加費は、正会員の一般が6,000円で
大学院生が3,000円、会員外の一般が9,000円、大学院生が4,000円、準会員、学部学生、
市民(建築関係者以外)が無料となっている(事前参加申込みの受付は終了している)。
同大会の詳しい情報は、日本建築学会のWebサイトに掲載されている。