東京大学で実験的パビリオン展示とシンポジウム
を実施
2017.11.29
東京大学建築学専攻 T_ADSは、大成建設と共同で、建築施工におけるデジタル技術の活用を
テーマに制作した実験的パビリオンの展示を11月28日~12月10日に東京大学で実施する。
建築デザインや施工システムにおけるデジタル・ファブリケーションの可能性を模索する試みと
して毎年行われているもので、今回で7回目となる。今回は作業者が音のガイドを聞きながら空
間的広がりや奥行きを感知し、ターゲットに繊維素材を吹き飛ばす施工システムを開発して制作
に用いた。パビリオンの公開に併せて施工時に使用したツールなどを展示するほか、12月2日(土)
にシンポジウムを開催する。東京大学准教授の小渕祐介氏、構造設計家の佐藤淳氏、東京大学教
授の稲見昌彦氏らが登壇し、人間がつくることとデジタル技術の関係について講演を行う。会場
は東京大学本郷キャンパス工学部1号館で、参加費無料。定員は100名で当日先着順となっている。
上記パビリオン展示およびシンポジウムの詳細は、T_ADSのWebサイトに掲載されている。