建設工事費の受注高10月分を国土交通省が公表
2017.12.11
国土交通省は12月11日に「平成29年10月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成29年10月分の建設工事の受注総額は
6兆8,873億円で前年同月比2.8%増となり、3ヵ月ぶりの増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆6,835億円で前年同月比5.3%増と3ヵ月ぶりの増加
となった。下請受注高は2兆2,038億円で同2.0%減となり、10ヵ月連続の減少。元請受
注高のうち公共機関からの受注高は1兆4,322億円で、前年同月比15.4%増加し、民間等
からの受注高は3兆2,513億円で、同1.3%増となり、先月の減少から再び増加となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆8,042億円で前年同月比1.7%減、3ヵ月連続
の減少。土木工事は、1兆4,017億円で同17.5%増、3ヵ月ぶりの増加。機械装置等工事は、
4,776億円で同18.2%増、3ヵ月連続の増加となった。