IoTの活用などにより建物の快適な空調空間を
月額費用のみで提供
2018.01.30
ダイキン工業の子会社のダイキンエアテクノは、三井物産と共同で、空調空間のサブスクリプ
ションサービス会社「エアアズアサービス(以下、AaaS)」を設立し、今月からサービスを開始
した。同サービスは、AaaSがビル・商業施設の空調設備をオーナーに代わり設置して自社資産
として保有し、顧客の建物規模や空調の使用実態に応じた運用管理を行い、快適な空調空間を
月額固定料金で提供する、業界初のサービス。
AaaSは、空調機の運転状況を遠隔で監視・制御可能なIoTシステムを活用した保守サービスや、
ダイキンエアテクノが持つ空調機器の運転データを活用するノウハウにより、施設ごとの最適
な運用管理を行う。同サービスにより、オーナーは空調設備の導入・更新や運用段階でのコス
トと手間を軽減でき、テナントに省エネで快適な空調空間を提供することが可能だ。同社では、
既存設備の使用状況に応じた、施設の長期的な運用も総合的にサポートするとしている。