国土交通省が2017年の新設住宅着工戸数を公表
2018.02.01
国土交通省は1月31日に「2017年(1月~12月)の建築着工統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、2017年の年間の新設住宅着工戸数は、
96万4,641戸となり、2年連続で95万戸以上に達したが、前年比としては、0.3%減と
なり、3年ぶりの減少となった。
利用関係別に見ると、持家は28万4,283戸で前年比2.7%減少し、貸家は41万9,397戸
で前年比0.2%増え、分譲住宅は25万5,191戸で前年比1.9%増加した。分譲住宅の内
訳は、マンションが11万4,830戸で同0.2%増加し、一戸建住宅が13万8,189戸で
同3.3%増加した。
貸家および分譲住宅は増加したが、持家が減少したため、全体としては前年比0.3%減
で、僅かに2,596戸の減少となった。