2018.06.20

安井建築設計事務所(以下、安井建築)は、トランスコスモス、応用技術と共同でビルのオーナー
や運用会社など向けにICTによる施設マネジメント・ワンストップサービスの提供を開始した。
同サービスの中心となるのは、安井建築が4月に開発したIoT環境センサーとBIMモデルを連携
させた国内初の建築マネジメントシステム「BuildCAN(ビルキャン)」。BIMの持つ建物属性情
報や、施設管理情報、IoT環境センサー情報の3つのデータベースを活用し、建物の現状や経年
変化を捉え、多岐に渡る施設マネジメントの要件や個々に異なる顧客ニーズに的確に応えるも
のだ。今回、安井建築は顧客の要件整理や全体のマネジメント、今後の施設投資に関するコン
サルを担当し、トランスコスモスが建物のBIMデータ化、応用技術がシステムのカスタマイズ
を行う。3社は、同サービスにLCC(Life Cycle Cost)データなどのAI分析システムを融合させ、
バーチャル上で建物の将来予測を可能にするサービスも開発していくとしている。

　サービス提供のイメージ図　Ⓒ安井建築設計事務所

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