建設工事業の受注高が6ヵ月連続の増加、3月分は前年同月比2.6%増
2015.05.13
国土交通省は5月12日に「平成27年3月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年3月分の建設工事の受注総額は8兆
7,972億円で前年同月比2.6%増加となり、6ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は6兆3,725億円で前年同月比4.8%増と、6ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆4,248億円で同2.8%減となり、4ヵ月連続の減少となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は2兆1,949億円で、前年同月比8.7%減少し、
民間等からの受注高は4 兆1,776億円で、同13.6%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は、3兆5,904億円で前年同月比13.6%増、6ヵ月連続
の増加。土木工事は、2兆2,685億円で同0.9%減、3ヵ月ぶりの減少。機械装置等工事は、
5,136億円で同18.7%減、3ヵ月ぶりの減少となった。