スターツ、伊藤忠商事、日建設計らが
BIM-EC コンソーシアムを設立
2018.09.14
スターツコーポレーション、伊藤忠商事、日建設計など12社は、BIMデータとEC(電子商取引)を
連動させる仕組みづくりを目指し、「BIM-EC コンソーシアム」を設立した。
同コンソーシアムは、業界全体の統一した情報共有の活性化の必要性から設立したもので、建築
の川上の分野である「設計」「受発注」に着目。 BIMとECの特徴を掛け合わせることで、設計、
積算、入札、発注までの一連の業務について、BIMデータを用いてワンストップ化を目指すもの
だ。BIMとECの連携によるメリットとしては、スピーディーな取引の実現、業務コストの圧縮、
発注者に対する情報の透明化などを想定している。今後同コンソーシアムでは、BIMとECの連
携技術や運用ルールの研究や、実証実験などを行っていく考えだ。前述の3社以外の参加企業
は、アイリスオーヤマ、岡﨑信用金庫、大建工業、TOTO、福井コンピュータアーキテクト、
YKK APなどで、代表幹事には、スターツコーポレーションの関戸博高副会長が就任した。