日本建築センターとERIがBIMによる建築確認の
検討委員会を発足へ
2018.09.19
一般財団法人日本建築センターと日本ERIは、建築確認に携わる関係者の業務の円滑化・効率
化に寄与するため、委員会を発足させ、BIMを活用した建築確認の課題解決のための検討に着
手することを発表した。
委員会は、松村秀一氏(東京大学大学院 教授)を委員長に、学識経験者や国立研究開発法人建築
研究所、指定確認検査機関の委員で構成し、オブザーバーには国土交通省などが参加する予定
だ。日本建築センターと日本ERIが事務局となり、本年10月に委員会を発足させる。当面は、
BIMモデルを活用した建築確認の2次元図面の効率的な作成や建築確認における的確で円滑な
審査のため、確認申請用テンプレートの作成とその作成に必要な属性情報を定めるためのガイ
ドライン作成を目指す。2019年4月に、産・学・官の関係機関と団体で構成する推進協議会を
設立する予定で、BIMを活用した建築確認のさらなる円滑化や国際協調などに取り組むという。