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積水ハウスが居住者から得るデータを基にした
新事業を開始へ

2019.01.15

積水ハウスは、居住者から得るデータを基にしたサービスを通じて健康・つながり・学びを提
供する「プラットフォームハウス構想」を発表し、健康をテーマに第一弾の取り組みを進める。
同構想は、IoTなどで居住者の住環境やライフスタイルデータを日々取得、活用し居住者に応
じたサービスを提供するもの。同社は、家を基点とした新しいサービスで事業領域を居住者の
生活サービスまで拡大する狙いだ。第一弾は、“家が健康をつくり出す”という新たな価値を提
供するもので、居住者にストレスなく異変を察知し、日常の生体データと照合。異常の可能性
がある場合は窓口に自動通知するなど、急性疾患などに対応する。同社は、同構想の実現に向
けて、先進企業などと広くアライアンスを構築するとしており、「健康」の取り組みは、慶應
義塾大学やNEC、日立製作所など7者と検討を進めていくが、今後もパートナーを増やし、実
証実験などを重ねて、2020年春にプラットフォームハウスの販売を開始する予定だ。

    Ⓒ積水ハウス

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