2019.02.25

東急建設は、事業計画段階から修繕費用の予測を、短時間で簡単に自動算出する社内ツール
「概算修繕計画システム」を開発した。
これまでの一般的な修繕計画の作成手法では、新築時の見積内訳などが必要なため、事業計画
の段階で修繕計画を迅速に作成することは困難だったが、同システムは営業担当者がパソコン
やタブレットを使用し、建物用途と延床面積の情報を入力するだけで、既存のデータベースを
元に、新築時からの修繕計画を瞬時に自動作成できる。建築・設備の各項目について新築から
60年後まで5年ごとの概算費用が計算されるとともに、最大、標準、最小の3種類の費用パター
ンがグラフで表示されるなど、修繕金額の振れ幅についても確認が可能だ。また、Web上で動
作するため、タブレットで顧客にその場で提示でき、PDFファイルも送信可能だ。同社は、同
システムにより、顧客対応力を向上させ、コスト削減と業務効率化を推進していく方針だ。

　概算修繕計画(PDF)1　Ⓒ東急建設

　概算修繕計画(PDF)2　Ⓒ東急建設

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