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鹿島が現場の資機材の管理と運用を効率化する
システムを開発

2019.03.11

鹿島は、昨秋に「鹿島スマート生産ビジョン」を策定しているが、その実現に向けて、資機材
の管理・運用を効率化するシステム「KENLOGI」および「K-Field」を開発した。
KENLOGIは、レンタル・リース会社ごとに異なる、高所作業車や台車などの資機材コードと
同社の資機材リストとを紐付け、さまざまな資機材の現場への出入りの把握を可能にするもの。
K-Fieldは現場内での資機材の位置や稼働状況をリアルタイムにマプ上に表示して把握する。
両システムを併用することで、現場のさまざまな資機材の在庫管理を従来の人手による管理に
比べ飛躍的に効率化。位置や稼働状況の可視化により生産性向上も図れる。すでに複数の現場
で両システムを活用。(仮称)鹿島伏見ビル工事では高所作業車立馬台車など、約150台に
ビーコンを取り付け、すべての位置などを把握しているという。今後同社は現場におけるモノ
やヒトの位置情報をデジタル化して蓄積・分析し、ビッグデータとして活用していく方針だ。

 各システムの画面表示イメージ(左:「KENLOGI」、右:「K-Field」) Ⓒ鹿島

 各システムの画面表示イメージ(左:「KENLOGI」、右:「K-Field」) Ⓒ鹿島


 リアルタイム資機材管理システム「K-Field」の概念図 Ⓒ鹿島

 リアルタイム資機材管理システム「K-Field」の概念図 Ⓒ鹿島