建設工事費の受注高5月分を国土交通省が公表
2019.07.10
国土交通省は7月10日に「令和1年5月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和1年5月分の建設工事の受注総額は
5兆6,343億円で前年同月比8.8%減となり、3か月ぶりの減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆4,661億円で前年同月比17.0 %減と2か月連続の
減少となった。下請受注高は、2兆1,682億円で同8.3 %増となり、5ヵ月連続の増加。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は9,787億円で、前年同月比4.1%増加し、
民間等からの受注高は2兆4,874億円で同23.1%減となり2か月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆1,404億円で前年同月比23.8%減、2ヵ月連
続の減少。土木工事は、9,972億円で同1.4%増、3ヵ月連続の増加。機械装置等工事は、
3,284億円で同13.9%減、2ヵ月連続の減少となった。