2019.07.17

ダイダンは、クラウド型システムとIoTを活用したビル向けの新しい自動制御システムによる
サービス「REMOVIS(リモビス)」の有料での提供を開始した。同システムは、通常、各建物内に
構築される設備機器をコントロールする自動制御システムをクラウド上にソフトウェアで構築し
たサービス。電通国際情報サービスと協力して開発を進めた。クラウド上に制御機能を構築する
ことで、現地ではなく監視センターから遠隔で設備の運用データの分析や、制御内容の更新・修
正を行うことができ、迅速かつ低コストで問題解決が可能となる。また、制御用の機器やセン
サーは、簡易な無線化装置の付加によりルーターを経由してクラウド上の自動制御システムと通
信する。クラウドと建物間の通信は、暗号化と通信監視技術により、セキュリティを確保した。
現在同社は、施設管理者が現地対応していた設備管理作業をAIが分析・判断して自動で代行する
サービスなど、同システムを基盤としたさまざまなサービスの開発を進めている。

　「REMOVIS」サービスのシステム構成　Ⓒダイダン

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