第60回BCS賞を発表<日本建設業連合会>
2019.07.25
一般社団法人日本建設業連合会は、今年度のBCS賞を発表した。
今年で60回目を迎えた同賞は、「優秀な建築物をつくり出すためには、デザインだけでなく施
工技術も重要であり、建築主、設計者、施工者の三者による理解と協力が必要である」という
建築業協会初代理事長の竹中藤右衛門氏の発意により1960年に創設されたもの。
今年度は、全国からの応募作品79件の中から、次の15作品が受賞した。
「GINZA SIX」「富山県美術館」「東京ガーデンテラス紀尾井町」「新発田市新庁舎」
「東京ミッドタウン日比谷」「太田市民会館」「HIRAKATA T-SITE」
「ナセBA(市立米沢図書館・よねざわ市民ギャラリー)」「沖縄科学技術大学院大学 PHASE1」
「愛知県立愛知総合工科高等学校」「新山口駅北口駅前広場“0番線”・南北自由通路」
「赤坂インターシティAIR(赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業)」
「フェスティバルシティ(中之島フェスティバルタワー(東地区)、中之島フェスティバルタ
ワー・ウエスト(西地区)」
「オーディオテクニカ本社」「立命館大学大阪いばらきキャンパス」
受賞作品は、複合施設、学校施設、官公庁等施設、商業施設などの多彩な用途の作品が選ばれ
ている。
日建連では各受賞作品について、デザインや機能が優れていることはもちろん、周辺環境や街
並みへの配慮、地域との融合、新しい試みへのチャレンジなどの点で、BCS賞の趣旨に沿った
素晴らしい建築作品だとしている。
同賞の表彰式は、11月15日(金)、東京・内幸町の帝国ホテルで行う予定だ。