建設工事費の受注高7月分を国土交通省が公表
2019.09.10
国土交通省は9月10日に「令和元年7月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和元年7月分の建設工事の受注総額は
7兆4,150億円で前年同月比8.4%増となり、3ヵ月ぶりの増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆8,072億円で前年同月比3.1%増と4ヵ月ぶりの増
加となった。下請受注高は、2兆6,078億円で同19.7%増となり、7ヵ月連続の増加。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆5,786億円で、前年同月比24.5%増加し、
民間等からの受注高は3兆2,286億円で同4.9%減となり4ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆8,000億円で前年同月比5.1%減、4ヵ月連
続の減少。土木工事は、1兆4,906億円で同31.0%増、5ヵ月連続の増加。機械装置等
工事は、5,165億円で同10.0%減、4ヵ月連続の減少となった。