マロニエBIM設計コンペティションを開催
<日本建築士事務所協会連合会>
2019.11.07
一般社団法人日本建築士事務所協会連合会は、共催者として主催の一般社団法人栃木県建築士
事務所協会と共同で、「とちぎ建築プロジェクト2019 マロニエBIM設計コンペティション」
を実施し、最終公開審査会を11月26日(火)に開催する。
同コンペティションは、3Dデータで審査が行われることが特徴で、建築界を変革していく期待
の高いBIMに関する技術の普及を大きな目標に、比較的にBIMソフトを使用していない企業が
多い小規模設計組織における利用を開拓することで、さらなる国内建築産業の活性化を目指し
て開催するもの。
これまで学生のみを対象に、BIMを使用して短期間でデザインを生み出す能力の奨励を目的に
したコンペだったが、今回から同連合会が共催となり、「BIMによる地方創生」の意義を見据
え、応募資格を社会人にも拡大した。
11月26日は、最終公開審査をはじめ、基調講演として同コンペ審査委員長のヨコミゾマコト氏
(建築家・東京藝術大学教授)による「文化的地域遺伝子としての建築」と題した講演や、
石澤宰氏(竹中工務店)による「BIM・コンピュテーショナルデザイン・データが紬ぐ未来」
と題した講演のほか、池田靖史氏(慶應義塾大学大学院SFC 教授)をコーディネーターに迎え
た鼎談などが行われる。
会場は、宇都宮東武ホテルグランデ(栃木・宇都宮)。参加費は、学生が無料、一般が有料で、
事前申し込み制となっている。
上記コンペティションの詳しい情報は、マロニエBIM設計コンペティションのWebサイトに
掲載されている。