国土交通省がBIMのワークフローを5パターンに
まとめWebで公開
2020.01.22
国土交通省は建築BIM推進会議の下、設置した「建築BIM環境整備部会」第3回会合を開催し、
前回意見などを踏まえ修正した「BIM標準ガイドライン(素案)」修正案をWeb上で公開した。
修正案では、ワークフロー(各段階での主体ごとの役割分担)を充実化し、5パターンに分けてま
とめた。5パターンは「設計と施工がBIMを活用し、つながる」、「設計・施工・維持管理がBIM
を活用し、つながる+施工の技術検討をフロントローディングする」などで、それぞれ詳細な
ワークフローを記載。また、事業の企画段階で建築主が事業コンサルティング業者と契約した
場合の対応についても、4パターンについて記載している。このほかにも複数箇所の修正・追加
を行い、先日公開した同ガイドラインの素案を大幅に修正・再整理している。同ガイドラインは
第1版として、今後より高度な建築生産のためのBIMのガイドラインとして見直していく最初の
ステップという一文も今回追加で記載された。