建設工事費の受注高12月分を国土交通省が公表
2020.02.12
国土交通省は2月12日に「令和元年12月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和元年12月分の建設工事の受注総額は
7兆868億円で前年同月比1.7%減となり、5ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆7,223億円で前年同月比4.6%減と5ヵ月連続の
減少となった。下請受注高は、2兆3,645億円で同4.6%増となり、12ヵ月連続の増加。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆1,245億円で、前年同月比3.7%減少し、
民間等からの受注高は3兆5,978億円で同4.9%減となり9ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は3兆652億円で前年同月比2.4%減、9ヵ月連続
の減少。土木工事は、1兆2,721億円で同0.8%減、3ヵ月ぶりの減少。機械装置等工事
は、3,850億円で同26.8%減、4ヵ月連続の減少となった。