建設工事費の受注高1月分を国土交通省が公表
2020.03.10
国土交通省は3月10日に「令和2年1月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年1月分の建設工事の受注総額は
5兆2,802億円で前年同月比11.7%減となり、6ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆3,627億円で前年同月比16.6%減と6ヵ月連続の
減少となった。下請受注高は、1兆9,175億円で同1.5%減となり、13ヵ月ぶりの減少。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は9,234億円で、前年同月比15.4%減少し、
民間等からの受注高は2兆4,393億円で同17.1%減となり10ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆597億円で前年同月比12.7%減、10ヵ月
連続の減少。土木工事は、1兆115億円で同12.1%減、2ヵ月連続の減少。機械装置等
工事は、2,915億円で同44.4%減、5ヵ月連続の減少となった。