建設工事業の受注高が7ヵ月連続の増加、4月分は 前年同月比3.0%増
2015.06.11
国土交通省は6月10日に「平成27年4月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年4月分の建設工事の受注総額は5兆
8,394億円で前年同月比3.0%増加となり、7ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆9,465億円で前年同月比0.9%減と7ヵ月ぶりの減少
となった。下請受注高は1兆8,930億円で同12.1%増となり、5ヵ月ぶりの増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は8,142億円で、前年同月比39.2%減少し、
民間等からの受注高は3 兆1,323億円で、同18.5%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆6,348億円で前年同月比20.0%増、7ヵ月連続
の増加。土木工事は、9,439億円で同34.9%減、2ヵ月連続の減少。機械装置等工事は、
3,678億円で同9.0%増、前月の減少から再び増加となった。