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ArupがAIを活用し分析・予測・最適化を行う
建物管理システムを開発

2020.06.04

Arupは、新築、既存に関わらず、建物の環境制御運用管理利用状況把握などを一括で管理
できるクラウドベースのプラットフォーム「Neuron(ニューロン)」を開発した。
Neuronは建物の運用システムや空調(HVAC)システムなどからリアルタイムで自動取得され
るデータと、BIMモデルから生成される仮想空間との相互連携を実現。デジタルツインを活用
し、建物の管理、運用、保守を効率化する。AI技術により、傾向分析やエネルギー需要予測、
建物システムの最適化などに基づく保守を自動的に実行する点が大きな特長だ。AIが天候のよ
うなビッグデータも含め、傾向分析や故障予測などを行ったり、BIMデータと監視カメラなど
のあらゆるセンサのデタを併せてPCやタブレット上で可視化も可能だ。北京オリンピック
で使用された北京国家水泳センターに導入した際は最大25%のエネルギを削減したという。
Neuronの機能は随時追加しており、新型コロナウイルス感染症対策の機能も追加している。

 北京国家水泳センター(ウォーターキューブ)での使用例 ⒸArup

 北京国家水泳センター(ウォーターキューブ)での使用例 ⒸArup


 ⒸArup

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