社員総会をオンラインで開催し2020年度の
活動強化策などを発表<buildingSMART Japan>
2020.07.06
一般社団法人buildingSMART Japan(以下、bSJ)は、社員総会をオンラインで開催した。
buildingSMARTは、建設業界におけるデータの共有化および相互運用を目的として、
その中でIFC(Industry Foundation Classes)の策定や標準化活動を行う国際的な団体。
日本を含む18の国際支部があり、その中の日本支部がbSJだ。
今回の総会では、2020年度の事業計画と予算、2019年度の事業および決算などを報告
し、承認された。
冒頭の挨拶で山下代表理事は、建築委員会の矢嶋委員長がbuildingSMART
International(以下、bSI)の理事に就任したことや、土木委員会の矢吹委員長が、国土
交通省のBIM/CIM推進委員会の委員長として活動していることなどを紹介した。
さらに、bSJ の2020年度の活動強化策についても発表し、IFC検定、会員への情報発信
をはじめとする会員支援の強化、官公庁・外郭団体との連携及びbSIなど海外への情報
発信の強化、Webによる教育、IFC技術者教育をはじめとする人材教育・育成の強化の
3つを挙げた。また、人材教育・育成の強化に関しては、BIMプロジェクト運用のため
のテキストを出版することも計画するという。
活動報告の詳細については、bSJのWebサイトで閲覧可能だ。