2020.07.10

国土交通省は7月10日に「令和2年5月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年5月分の建設工事の受注総額は
5兆5,197億円で前年同月比2.0%減となり、10ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆4,826億円で前年同月比0.5%増と10ヵ月ぶり
の増加となった。下請受注高は、2兆371億円で同6.0%減となり、5ヵ月連続の減少。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆760億円で、前年同月比9.9%増加し、
民間等からの受注高は2兆4,066億円で同3.2%減となり14ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆248億円で前年同月比5.4%減、14ヵ月
連続の減少。土木工事は、1兆71億円で同1.0%増、前月の減少から再び増加。機械
装置等工事は、4,508億円で同37.2%増、2ヵ月連続の増加となった。

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