建設工事費の受注高7月分を国土交通省が公表
2020.09.10
国土交通省は9月10日に「令和2年7月分の建設工事受注動態統計」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、令和2年7月分の建設工事の受注総額は
6兆4,827億円で前年同月比12.6%減となり、12ヵ月連続の減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆4,544億円で前年同月比7.3%減と2ヵ月連続の
減少となった。下請受注高は、2兆283億円で同22.2%減となり、7ヵ月連続の減少。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆7,351億円で、前年同月比9.9%増加し、
民間等からの受注高は2兆7,192億円で同15.8%減となり16ヵ月連続の減少となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆3,875億円で前年同月比14.7%減、
16ヵ月連続の減少。土木工事は、1兆6,770億円で同12.5%増、3ヵ月連続の増加。
機械装置等工事は、3,898億円で同24.5%減、4ヵ月ぶりの減少となった。