JIAが2020年度の日本建築大賞を発表
2021.03.17
公益社団法人日本建築家協会(略称:JIA)は、2020年度のJIA日本建築大賞およびJIA優秀建築賞
の受賞作品を3月15日に発表した。
注目のJIA日本建築大賞には、応募総数275作品の中から、青木淳氏(AS)、西澤徹夫氏(西澤
徹夫建築事務所)、森本貞一氏(松村組)、久保岳氏(昭和設計)の「京都市美術館(通称:京都市
京セラ美術館)」が選ばれた。JIA優秀建築賞は、安田幸一氏(安田アトリエ)の「福田美術館」、
勝山太郎氏(日建設計)の「松山大学 文京キャンパス myu terrace」の2作品が受賞した。
同賞は、総合的に高い水準を有する作品を広く公募し、建築に関して高度な見識を持つ建築家
を中心とした審査委員会が、特に建築文化の向上に寄与し、芸術・技術の両面において総合的
な価値を発揮した建築として、JIA日本建築大賞を選定するもの。2020年度の審査委員は、
建築家の木下庸子氏、佐藤尚巳氏、手塚貴晴氏らの5名で、受賞作品は公開審査で決定した。