国交省が56都市の3Dモデルを整備し
東京23区のデータD/Lが可能に
2021.03.30
国土交通省は、以前当サイトの記事でも紹介した「Project PLATEAU(プラトー)」において
全国56都市の3D都市モデル整備と44件のユースケース開発が完了したことを発表した。
全国に先駆けて東京都23区の3D都市モデルのオープンデータも公開中だ。同プロジェクトは、
同省が主導する、まちづくりのDXを推進するための事業。日本全国の3D都市モデルを整備し
オープンデータを公開することで、誰もが自由にさまざまな場面での活用が可能となる。今回、
同モデル整備のほか、整備・開発で得た知見を整理し、“BIM活用マニュアル”などの3D都市モ
デル導入のためのガイドブック10編も作成して、3D都市モデルなどの一部データとともに
PLATEAUのWebサイトに掲載している。また、整備したデータはG空間情報センターのオープ
ンデータ用のWebサイトに順次公開する。東京都23区の同データは、CityGMLや3D Tiles形式
などが用意されており、同センターのWebサイトから無償ダウンロード(D/L)が可能だ。