国土交通省がBIMモデル事業・連携事業の
検証結果報告書を公開
2021.04.12
国土交通省は、「令和2年度 BIMモデル事業・連携事業 検証結果報告書」をWeb上で公開した。
同省は、昨年度に「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」について
8件を採択。建築BIM推進会議と連携し、BIM導入のメリットの検証などを行う「連携事業」
は14件を採択した。公開されたのは、両事業の各事業者が作成した検証結果報告書で計22件。
モデル事業は、日建設計/清水建設による「Life Cycle BIM 尾道市役所を事例にした建築情報
の活用について」や、竹中工務店による「BIMデータの活用・連係に伴う課題の分析などにつ
いて」などとなっており、85ページのものから208ページの報告書を掲載。連携事業は、大和
ハウス工業/フジタによる「プロセス横断型試行PJにおける“共通データ環境”の構築と検証」
や、安藤・間による「設計施工一貫方式におけるBIMワークフローの効果検証・課題分析」な
ど、6ページのものから118ページの報告書がそれぞれ掲載されている。