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団体トレンド

ST-Bridgeの最新版の一般公開を開始し計算編を
追加<buildingSMART Japan>

2021.04.26

一般社団法人buildingSMART Japan(以下、bSJ)は、日本国内の建築構造分野での情報交換
のための標準フォーマットのST-Bridgeを更新し、最新版「ST-Bridge2.0.2」の一般公開を
開始した。
ST-Bridgeは、日本国内の建築構造分野のソフトウェア間のデータ連携と、情報共有に利用
することを目的に開発された標準データ形式で2012年に会員向けに公開され2018年7月
のST-Bridge2.0から仕様を一般公開している。
bSJはST-Bridgeにおいて建築構造分野のソフトウア間のデータ連携に必要な建築構造
設計情報を“建築の構造設計図に表現される躯体情報”と“解析モデルに関する事項”に分け、
それぞれをST-Bridge本編、計算編として検討を行ってきた。
今回、マイナーアップデートであるST-Bridge2.0.2の公開に合わせ、検討してきた
ST-Bridgeの計算編を追加した。これにより、これまでのジオメトリ情報に加え、構造解析
パラメータとの連携が可能となる。なお、計算編は、ST-Bridge本編の情報に付随する計算
条件(StbCalData)および解析モデル(StbAnaModels)に関する事項を記している。
bSJは計算編の公開によりST-Bridgeによる国内の建築構造分野のソフトウア間のデー
タ交換や、情報共有の対象範囲がさらに広がることで、ST-Bridgeのこれまで以上の活用が
期待されるとしている。

 ⒸbuildingSMART Japan

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