積水ハウスが間取り連動アプリによる
スマートホームサービス提供へ
2021.05.06
積水ハウスは外出先から住宅設備の遠隔操作を可能にする、業界初の間取り連動スマートホー
ムサービス「プラットフォームハウス ZERO(仮称/以下、ZERO)」を本年夏から提供開始する。
同社は、住環境とライフスタイルのビッグデータを活用し、“健康” “つながり” “学び”を軸にし
たサービスを提供する「プラットフォームハウス構想」を推進しており、今回発表したZEROの
システムは同構想の基盤となるもの。ZEROでは、温湿度センサーなどのIoTのデータをパブ
リッククラウド上で蓄積し、在宅中、外出中に関わらずスマホアプリから住まいの状態を確認・
操作できる。アプリは間取り図と連動し、視覚的で直感操作が可能。玄関施錠、照明などの操
作、温湿度センサーで住環境の可視化や熱中症のアラートなどの機能をはじめ、家族の帰宅・外
出の通知や機器操作履歴の確認機能も搭載する予定だ。今後、同構想ではビッグデータとIoTや
AIを活用して“レコメンド” “予測”などの機能も追加し、多様なサービス提供を予定している。