建設工事業の受注高が8ヵ月連続の増加、5月分は 前年同月比1.1%増
2015.07.13
国土交通省は7月10日に「平成27年5月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年5月分の建設工事の受注総額は5兆
7,382億円で前年同月比1.1%増加となり、8ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆7,317億円で前年同月比2.8%減と2ヵ月連続の減少
となった。下請受注高は2兆65億円で同9.5%増となり、2ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は8,283億円で、前年同月比27.9%減少し、
民間等からの受注高は2 兆9,035億円で、同7.8%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆4,743億円で前年同月比2.8%増、8ヵ月連続
の増加。土木工事は、8,414億円で同17.0%減、3ヵ月連続の減少。機械装置等工事は、
4,161億円で同0.7%減、前月の増加から再び減少となった。