中小事業者の試行型BIMモデル事業の
採択した9件を国交省が公表
2021.07.05
国土交通省は、「令和3年度 BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業
“中小事業者BIM試行型”」について、4月16日から5月17日まで提案を募集していたが、この
たび、24件の応募の中から9件の提案を採択し、詳細をWeb上で公表した。今年度、同事業で
は先導事業者型をはじめ、パートナー事業者型、中小事業者BIM試行型の3つに分けて公募を
実施。その中で中小事業者BIM試行型は、中小事業者において複数の事業者などとグループを
結成し、建築プロジェクトへのBIMの導入や試行的な取り組みを通じて生じる「課題の分析」
と、その「課題解決のために実施する対応策」の検討などを実施する事業を募集するもの。
今回採択されたのは「地方における地場業者間でのBIM連携モデル検証」「内装専門工事業者
による施工BIM活用の検証と提言」「ヒロシマBIMプロジェクト」の提案など9件。採択された
事業は、建築BIM環境整備部会などでの進捗・成果報告や、報告書の提出などを行うという。