鹿島がスマホで手軽に学べる建設現場の
安全教育アプリを開発
2021.07.15
鹿島は、建設現場における労働災害の撲滅を目的とした技能労働者向けの安全教育システム
「みんなで学ぼう建設安全!どこでも安全アプリ」を開発。本年4月から全国の土木工事現場
で同アプリの運用を開始している。従来、建設現場での安全教育は紙媒体が中心で、技能労働
者の時間的負担や管理者の作業負担量などに課題があった。同アプリは技能労働者が自身のス
マホからQRコードを読み取って手軽にアクセスし、安全に関する基礎的な問題(100問)を選択
式で解答ができるもの。どこでも手軽に学習できるほか、楽しみながら競争意識を刺激するラ
ンキング機能付きで、現場が変わった際は前現場の教育履修実績の引継げる点などが特長だ。
また、管理者は管理サイトで各履修状況や理解度を容易に確認できる。各現場の履修結果はク
ラウド上に保存されるため、結果を勘案した設問の見直しなども行える。同アプリにより、安
全教育の確実な実施による技能労働者の安全意識の向上と管理の効率化を実現できるという。