ゼネコン16社が生産性向上を目指し
建設RXコンソーシアムを設立
2021.09.27
鹿島建設、清水建設、竹中工務店の幹事3社に、ゼネコン13社の会員企業を含めた建設会社
16社は、建設施工ロボット・IoT分野での技術連携に関するコンソーシアムを設立することに
合意。設立総会を開催し、「建設RXコンソーシアム」を発足させたことを発表した。RXとは、
“ロボティクス トランスフォーメーション”の意。同コンソーシアムの技術連携の対象は、施工
関連技術のうち、ロボット・IoTアプリなどに関する共同研究開発で、新規開発、改良、実用
化、技術開発に伴う技術の実施許諾を含んでいる。16社の協働により、技術開発のコスト削減、
リスクの分散、開発期間の短縮を図り、ロボット・IoTアプリなどの普及を加速させ、建設業界
全体の生産性向上などをより一層強力に推進することが狙い。前述の会員企業は、安藤・間、
熊谷組、戸田建設、長谷工コーポレーション、前田建設工業などとなっている。
今後、技術連携の輪をより拡充すべく、さまざまな企業に参加を呼びかけていく方針だ。