BIM-EC コンソがECシステム開発と会員拡大に向け準備会を発足
2021.11.15
BIM-EC コンソーシアムは、BIMデータとEC(電子商取引)の連携を加速させるために「BIM-
EC PLATFORM 構築準備会」を発足させた。
同準備会は、電子商取引システムの開発・会員拡大・運用ルールを策定し、広く建設業界全体
で利用できる「BIM-EC PLATFORM」の構築を目指すもので、スターツコーポレーションを
代表幹事に、幹事の伊藤忠商事、日建設計、発注者・メーカーなどが参画するオブザーバーで
構成されている。同プラットフォームでは、“BIM-ECマネジメント”と “BIM-ECオペレーティ
ングシステム”を両輪としたBIM-ECサービスを展開する。今後、建物資産として扱われるBIM
データを搬送、金融、決済などの他業界のシステムに連携することを想定し、データ作成の
ルール化などを目指していく。同準備会では、会員募集を年明け頃から開始する予定で、今後
広く参加を呼び掛ける。新たな組織体制は、来年4月の発足を目指す考えだ。