2022.06.06

大和ハウス工業、バンダイナムコ研究所、noizの3社は、「リアルとデジタルの融合」をテー
マに、古民家を改装した「XR HOUSE 北品川長屋1930」において、建物とデジタル技術を組
み合わせて創出される新しい価値を検証する共同実証実験を6月3日から開始した。実証実験の
場のXR HOUSEは、3社がXR技術を活用し“少し先の未来の暮らし”を具現化するために立ち上
げたプロジェクトで、築90年以上の古民家内部を改装したもの。今回の同実験では古い建物に
デジタル技術とエンターテインメント技術を取り込むことで、利用者が「住まい価値(利用上の
価値)」について体験を通してどのように感じるかを検証する。1階はセンシングデバイスなど
を活用し、“人”の動きに“家”が音と光で反応し家が人格を持ったような空間。2階は“日常”の空
間にデジタルを取り込んだ、リアル世界とバーチャル世界の共生を目指した空間となっている。
3社は実証実験を通して、今後の住宅・建築業界の新しい価値の創出に繋げる考えだ。

　2F 内観　Ⓒ大和ハウス工業／バンダイナムコ研究所／noiz

　Ⓒnoiz

　Ⓒ大和ハウス工業／バンダイナムコ研究所／noiz

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