2022.06.28

BIM-ECコンソーシアムは、昨年11月に「BIM-EC PLATFORM 構築準備会」を発足させ、現
在では会員がゼネコンやメーカーなど１工種複数社体制の31社に拡大。BIM-ECシステムの
開発を行う段階に入った。これに伴い、BIMソフト、建物種別、見積書形式などのさまざまな
ケースに対応するEC(電子商取引)システムの開発を目指していく。今後、勉強会･意見交換･
ワーキングにてECシステムに対する認識合わせと“ECに必要な属性情報の整理”、“属性情報を
如何にBIMモデルに持たせるか”の２つのテーマに取り組む。さらに分類コードの研究も実施。
これにより、設計事務所やゼネコン、サブコン、メーカーがオブジェクトを共通の分類コード
で管理することで、ECのシステム連携とデータ交換が可能になるという。また、BIMモデル作
成の負担を支援する「設計支援API連携」などに取り組み、各社の業務習慣、業界商習慣につ
いてもBIM-EC PLATFORM構築に向けて前向きな議論を進めていく考えだ。

　BIM-EC PLATFORM全体像　ⒸBIM-EC コンソーシアム

　BIM-EC構想概略図　ⒸBIM-EC コンソーシアム

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