日本設計が次世代BIM実現を目指したパートナー シップの進捗を発表
2015.08.07
日本設計と米国オートデスクは、2014年9月に次世代BIMの実現を目指してパートナーシップ
を締結しているが、この1年間の活動成果と今後の活動方針を発表した。
両社はこれまでの1年間で、「Integrated BIM」を推進し、Autodesk Revit®を基盤にした
「共通プラットフォーム」の整備と設計ワークフローの体系化を進め、設計の「情報」を全社
で標準化した。これにより、意匠・構造・設備の各ワークフローで「情報」を活用できるよう
になり、スムーズな業務連携が可能になった。また、3D形状の作成に加え、建築物の性能・仕
様を可視化して確認可能になり、関係者間で共通認識を持てるようになったことや、「情報」
を活用する観点から図面基準を見直したことにより作図効率が向上し、設計・施工現場でも活
用できるワークフローを構築できたことなどを成果として挙げている。
両社は、今後もパートナーシップによる成果を関係業界に積極的に公開していく方針だ。