建設工事業の受注高が9ヵ月連続の増加、6月分は 前年同月比10.5%増
2015.08.17
国土交通省は8月10日に「平成27年6月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年6月分の建設工事の受注総額は7兆
3,367億円で前年同月比10.5%増加となり、9ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は5兆1,034億円で前年同月比8.1%増と3ヵ月ぶりの増加
となった。下請受注高は2兆2,333億円で同16.7%増となり、3ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆5,398億円で、前年同月比8.1%減少し、
民間等からの受注高は3 兆5,636億円で、同16.9%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は3兆3,316億円で前年同月比11.8%増、9ヵ月連続
の増加。土木工事は、1兆2,593億円で同5.9%減、4ヵ月連続の減少。機械装置等工事は、
5,125億円で同26.4%増、前月の減少から再び増加となった。