2022.12.01

国土交通省は建築BIM推進会議の下、設置した「建築BIM環境整備部会」第13回会合を開催し、
“建築BIMの将来像と工程表の改訂”などについて議論した。同省は、今年3月に策定したBIMの
ガイドライン(第2版)などの一定の成果が得られた現状を踏まえ、将来像と工程表として具体的
なロードマップを作成し、BIM活用の加速化を図る。それに伴った将来像と工程表の改定に向
けた資料において、“BIMによる建築確認の環境整備” “データ連携環境の整備” “維持管理・運
用段階における活用”のタスク案を示すとともに、BIM成熟度Level 0～Level 3に分類。その中
で、2025年度にBIM確認申請の試行を開始することを示した。また、同省は建築分野における
BIM活用・デジタルデータ活用の普及を図るため、令和2年度と3年度のモデル事業における検
証・分析成果を一覧する事例集を発行する予定だ。同事例集は、今年度内の完成を目標にして
おり、国土交通省のホームページなどで公表する予定となっている。

　「将来像と工程表」の改訂に向けて　Ⓒ国土交通省

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