大阪ガスと大林組が建設工事向けAI気象予測
サービスの開発に着手
2023.05.22
大阪ガスと大林組は、建設現場における安全で効率的な施工管理を支援する「建設工事向け
AI気象予測サービス」の開発に着手した。今後、2025年大阪・関西万博の開催予定地であ
る「夢洲(ゆめしま)」にて実証実験を行う。
これは、2022年12月の法改正で気象予報士を介さない気象予測結果の提供が可能となった
ことを活用した取り組み。具体的な取り組みとしては、気象予測情報を、気象予報士を介さ
ず迅速に提供する高精度でタイムリーなAI気象予測サービスの開発や、適切なリードタイム
で、活用しやすく加工して提供する建設現場向け気象サービスの開発、デジタルサイネージ
やチャットツールなどを利用した、効果的な伝達手段の検討などを行う。
今後、両社は夢洲エリアの建設現場において、同サービスの実証実験を段階的に進め、実測
の現地観測データとの比較や利用者へのヒアリングを通じて、有用性の評価を行う予定だ。