2023.08.31

長谷工グループは、建物に設置されたセンサーなどから収集される"暮らし情報"を活用する概
念を「LIM(Living Information Modeling)」と名付け、"暮らしの最適化"に向けた取り組みを
進めている。本年9月末に完成予定の自社賃貸マンション・プロジェクト「サステナブランシェ
本行徳」に実験住戸を13戸設置し、それぞれの検証内容に沿った"暮らし情報"の収集と、活用
に向けた分析を本格化する。同プロジェクトでは、主に「住宅の照明・温湿度・内装による睡
眠の質向上の検証」「森林によるリラックス効果、疲労回復効果の検証」「変化に対応するIoT
住宅の検証」「顔認証システム×AIによる防犯システムの検証」などを行う。同社は、自社保
有の新築賃貸マンションを中心に、設備やセンサーから取得できるデータを活用することで、
同社ならでは・マンションならではの暮らしの提案を目指しており、取得済のデータはサービ
ス価値の向上が図れるように変換して、入居者や管理会社と情報をすでに共有している。

　Ⓒ長谷工グループ

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