国土交通省が建設現場の省人化へ向け
i-Construction 2.0を発表
2024.04.18
国土交通省は、2016年から進めてきたi-Constructionの取り組みを加速するため、さらなる抜
本的な建設現場の省人化対策としてアクションプランをとりまとめ、「i-Construction 2.0」
を発表した。i-Construction 2.0は、2040年に生産年齢人口が現在より2 割減少することや、
インフラの老朽化への対応増などを背景に、目標として、2040年度までに建設現場の省人化を
少なくとも3割、生産性にすると1.5倍以上の向上を目指すもの。具体的には、「施工のオート
メーション化」「データ連携のオートメーション化(デジタル化・ペーパーレス化)」「施工管理
のオートメーション化(リモート化・オフサイト化)」を3本の柱とし、短期・中期・長期のロー
ドマップに基づいて、建設現場のオートメーション化に取り組む。
今後、国土交通省は施策の実現に向け、個々の取り組みごとに詳細なロードマップを作成し、
国以外の発注者・管理者や、関係団体と連携を図りながら取り組みを進めていく方針だ。