2024.04.25

NTT都市開発、NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)、NTTデータの3社は、
NTT ComとNTTデータが提供する屋内環境予測AIを用いた空調最適制御サービスを、NTT都
市開発が保有する５つの大規模オフィスビル共用部に本年５月から導入し、順次運用を開始す
る。同サービスは、天候や室内温湿度、人流などのデータを用いてAIが室温の変化やビル滞在
者の快適性を予測し、空調制御を先回りして行うことで、快適性と省エネルギー化の両立を可
能とするもの。空調設備を更新せずに、クラウド上での分析と制御指示を行う仕組みを付加す
ることで同サービスを導入できる点も特長だ。すでに、2022年8月から同サービスのフィール
ド実証を名古屋のビルの共有部で行い、空調エネルギー使用量の約30％の削減効果を確認でき
たという。今後3社は、同サービスの提供とビルへの導入を通して環境負荷低減などの実現を追
求するとともに、デジタルを活用した新たな価値の提供を引き続き目指す考えだ。

　ⒸNTT都市開発

　ⒸNTT都市開発

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