安藤ハザマがブラウザ上でBIMの確認や
設計指示などを行い効率化へ
2024.05.14
安藤ハザマは、建築設計者とBIMオペレーター間での設計指示伝達の円滑化や、設計レビュー
業務の効率化を目的として、ブラウザを通じたBIMの設計指示や効率的なビジュアルチェック
を可能にするシステム「(仮称)Visual Check-Connect」を燈の協力のもと開発した。同システ
ムは、建築設計者がブラウザ上でBIMの3Dビジュアルチェックを可能にするもの。設計者は
BIMの煩雑な操作を習得する必要がなく、3Dオブジェクトや複合要素別の可視化、カラー可視
化でのオブジェクト識別などによる確認が行える。また、BIMオペレーターへの指示もブラウ
ザ上で可能な点も特長だ。さらにBIMオペレーターも設計者からの指示事項の確認とBIMモデ
ルへの反映を効率的に行えるという。同システムにより、全社的なBIM環境の設定を省力化で
き、これまで以上にコア業務にリソースの投入が可能となる。今後同社は、CDE(共通データ環
境)をベースにして、段階的に統合利用環境の構築を進め利用者層の拡大に繋げる方針だ。