竹中工務店が600種以上のGISデータを用い
土地を選定・評価・活用
2024.06.05
竹中工務店は、顧客の事業計画に必要な土地の選定・評価・活用をするためのGISデータプ
ラットフォーム「GISCOVERY」を開発した。同プラットフォームは、同社の持つ建物・土地
に関する独自のデータと、多様で膨大なオープンデータをGISにより統合したもの。600種類
以上のGISデータを実装し、3D都市モデル、都市計画、⼈⼝動態、交通など⼟地評価に有⽤な
データを整備しており、データは2D、3Dマップ上で可視化できる。これにより同社が蓄積し
たデータの中から評価指標とするデータを選定し、重ね合わせ評価を行い、土地が持つ潜在的
な可能性の評価や、顧客が保有するデータを組み合わせた独自の分析を行うことが可能。さら
に顧客それぞれの事業計画に最適な候補地の提案や土地が持つ潜在的な可能性を最大限生かす
建築計画の立案もできるという。これまで実際に現地に赴き情報収集しながら、個人の経験や
知識も踏まえて行ってきた土地選定や土地評価の業務の軽減と効率化が可能としている。