建設工事業の受注高が11ヵ月連続の増加、8月分は 前年同月比14.1%増
2015.10.14
国土交通省は10月9日に「平成27年8月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年8月分の建設工事の受注総額は6兆
9,732億円で前年同月比14.1%増加となり、11ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆6,430億円で前年同月比11.3%増と3ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆3,302億円で同20.1%増となり、5ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆4,470億円で、前年同月比2.9%減少し、
民間等からの受注高は3 兆1,960億円で、同19.1%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆8,784億円で前年同月比13.5%増、11ヵ月連続
の増加。土木工事は、1兆3,009億円で同6.5%増、6ヵ月ぶりの増加。機械装置等工事は、
4,638億円で同11.4%増、前月の減少から再び増加となった。