BIMで固定資産管理業務を効率化する新ビジネスを
清水建設が開始
2024.11.25
清水建設は、BIMの機能を活用し、固定資産管理における什器・備品類の棚卸し業務を見える
化・効率化するサービス「Shimz One BIM+」の提供を開始した。同サービスは、BIMを活
用し3次元の仮想空間で固定資産管理を効率化するもので、基幹システムはAutodesk Revitと
Tandem。固定資産管理台帳に記載されている特定の資産をクリックすると3次元モデル上の
当該資産が色分け表示され、3次元モデル上の資産からファミリの属性情報とリンクする固定
資産管理台帳の情報を確認できる。さらに維持保全情報を記入するとファミリの属性情報と固
定資産管理台帳が同時に更新される仕組みだ。同社が事業所のレイアウトなどの調査、既存
BIMデータに什器・備品を配置した3次元モデル(仮想空間)の作成、台帳と3次元モデルのデー
タ連動などを行い、顧客が固定資産管理台帳へデータ入力し、新築ビルの場合、導入までの期
間は約2ヵ月。同サービスにより、顧客の一番の手間となる棚卸し業務が効率化されるという。